2011/08/28

『装苑』10月号
装苑10月号 p134
manicolle tokyo vol.15 in Gift Showの特集ページにフィリフヨンカも掲載していただけました。デザイナーの顔写真つきでちょっと恥ずかしいですが、装苑に載れるのはとても嬉しいことです。これからも素敵なものづくりをして載せていただけたるように頑張ろうと思っております。また、開催まであと1週間となりましたmanicolle tokyoの招待状をご希望の方はinfo@fillyjonk.comまでご連絡くださいませ。

2011/08/14

家事台 "removable slab"
6月に制作したダイニングテーブル"vault"の依頼主の方から、またまた頂いた家事台の依頼です。先日、制作完了して納品してまいりました。今回は台所の柱・冷蔵庫間にあたるスペースに、レンジや炊飯器などの台所家電を置くための棚を制作しました。炊飯器やポットなど日常的に使用する器具をおもむろに配置するのではなく、収納したいという要望でした。またそれらの周辺を清掃し易い環境とすることが求められました。
フィリフヨンカの提案した棚は、大きな窓が特徴的なカワイイ集合住宅のようなファサードの棚です。集合住宅のスラブ(床面)にあたる部分は、ローラー方式の脱着可能なスライドレールを取り付けて、引き出して器機を使用したり、取り外して清掃できるプログラムとなってます。またフォトフレームを組み合せて開き戸とした窓は、完全に内部を隠して遮断するのではなく、生活感をより美しく見せられるためのワンアクションとして使用しました。ちなみにフォトフレーム窓は、フォトフレームとしての機能を残して、写真好きな依頼主が飾り付けることもできちゃいます。ある定時となったら飛び出てくる鳩時計みたく、食事の時間になったら飛び出てくる、それが生活の楽しげなリズムになればと考えています。

2011/08/11

フィリフヨンカ箱の紙に関する小話
名古屋で紙といえば「紙の温度」さん。フィリフヨンカが商品のパッケージ用に作製している手作りの箱(通称フィリフヨンカ箱)も紙の温度さんの紙を使用しています。先日、いったい何度なのだろうというくらい灼熱のサイクリングで、熱田神宮横に鎮座してございます紙の温度さんまで行って参りまして、今回新たに6種類の紙を仕入れました。僕たちが好んで使用している”東南アジアの紙”ゾーンはしばしば廃盤となることが多いゾーンなのですが、手馴染みもよく色合いもいいし、無骨で素朴なところがとてもフィリフヨンカらしくて気に入っています。

写真・右の外側緑色の紙はネパール製で、ロクタというヒマラヤに自生しているジンチョウゲ科の常緑樹木を原材料とした草木染めの紙です。写真・中の外側も同一の紙で、おそらくこちら側がオモテだと思います。写真・右の内側の縦縞がうっすらと浮かぶ紙は、TASHOというブータンの伝統的な手漉き紙で、雁皮を原料に竹の簀で漉いた繊細な紙です。竹簀で漉いた痕跡として縦縞がついているんだと思います。下に敷いている紙も箱に使用するつもりで、ネパールのロクタ紙にシダ植物の柄がエンボス加工されているプラントエンボス紙。1枚1枚手作りされているから同じ柄が2つとしてない紙です。

フィリフヨンカの手作り箱は、紙も職人さんによる手作りです。素朴な美しさや手作りの温もりをお届けします。

2011/08/10

高校野球観戦記
甲子園では高校野球選手権大会が開催されている最中ではありますが、僕らが観戦したのはその愛知県大会2回戦です。Syが非常勤講師を勤める高校の試合を観戦するために、刈谷球場へいってきました。1回戦は日程上観戦できなかったのですが、11−0でコールド勝ちという好発進だったらしく、そこそこの期待を寄せて、差し入れのポカリスエットを持参して向かいました。

試合は11−7で辛勝で、観戦しているこちらもハラハラドキドキの試合展開でした。直属の教え子は5番ファーストでスタメン出場していましたが、スタメン中で唯一無安打に終わってしまって、テレビ放送でも「5番を除いて先発全員安打ですね!」と公表されていました。しかし無安打でも何か起こしてくれるのが(授業中はボケーっとしている)我が教え子。敵チームのエラーを誘って出塁したり、盗塁したと思ったら途中でズッコケてしまうのだがなんやかんやで盗塁成功していたり、タッチアップに失敗して塁間で挟まれるのだがなんやかんやでセーフになったりと、打席に立つと何かを起こしてくれるもの凄いラッキーボーイっぷりをみせてくれました。相手チームのスタンドも含めて球場中を笑いに包み込んでくれました。試合はあとワンナウトで試合終了だという場面で大雨となり、一時中断しましたが、なんとか雨もすぐあがって写真のように校歌を歌うことができました。

翌日の授業時に盗塁ズッコケの件をきいてみると、ランナー1・3塁の場面では、1塁ランナーをわざと盗塁中にズッコケさせて挟まれている間に、3塁ランナーをホームインさせようという監督のトリッキーな作戦だったらしいです。挟殺の合間にホームインするというのは定石となっているのでバレちゃうけど、ズッコケられると相手チームも挟みたくなってしまう、という心理作戦だったのですね。実に面白い。でも教え子としては「恥ずかしいからあんまりやりたくない」らしいのですが、その日はその作戦を2度も敢行していました。教え子にとってはあまり観られたくなかった試合だったかもしれないけど、先生は存分に楽しませてもらったのでした。

2011/07/31

一点物の可能性 −序−
ただいまフィリフヨンカはmanicolle tokyoに向けて建築アクセサリーの制作合宿をおこなっております。上の写真のようにワックスがたくさんです。建築アクセサリーは型をとらずに一点物として、ひとつひとつ丹誠込めて作ってます。これだけ黙々とたくさん作っていると、「そもそも一点物って当たり前の事なんじゃないか?」とか「これからの一点物の可能性とは?」とか「一点物ってこんな漢字書くんだっけ?」とか思考が暴走してしまいます。そしてフィリフヨンカなりの一点物の在り方が固まってきました。一点物の生産力や建築アクセサリーが一点物のワケなどについて、今度随筆しようと思います。manicolleまでに書けるかな。
 郊外の風景をテーマとしたフリーサイズのリング
話はかわりまして、、フィリフヨンカは9/6-9に開催される合同展示会”manicolle tokyo vol.15 in Gift Show”に参加いたします。また当展示会は、バイヤー、プレス、ファッション業界関係者の方に入場を限定させて頂いております。一般の方や学生の方の入場は出来かねますのでご了承ください。当展示会に入場いただくには、招待状が必要になります。招待状がご希望のバイヤー、プレス、ファッション業界関係者の方は、下記アドレスまでご連絡くださいませ。


manicolle tokyo Vol.15
会期:2011年9月6~9日
会場:ビッグサイト
ブランド数:50~60社
プレス:「roomservice」その他
招待状ご希望の方はinfo@fillyjonk.comまで

2011/07/23

新規取扱店のお知らせ
 新規店といいますか、棲み分けといいますか。名古屋のセレクトショップFuligoに取り扱いされていたFillyjonkの18K,10K製ゴールドシリーズが、姉妹店であるFuligo shedに移動しました。クラシックでいてミニマルな雰囲気のお店です。是非こちらもご来店くださいませ。ゴールドシリーズ以外のフラワー・建築シリーズはFuligoにて取り扱いされていますのでお間違いのなさいませんようお気をつけ下さいね。

2011/07/14

manicolle tokyo Vol.15 in GIFT SHOW 出展のお知らせ


フィリフヨンカ初となります合同展示会の出展が決まりましたのでご報告します。当展示会は、バイヤー、プレス、ファッション業界関係者の方に入場を限定させて頂いております。一般の方や学生の方の入場は出来かねますのでご了承ください。当展示会に入場いただくには、招待状が必要になります。招待状をご希望の方は、info@fillyjonk.comまでご連絡くださいませ。


manicolle tokyo Vol.15
会期:2011年9月6~9日
会場:ビッグサイト
ブランド数:50~60社
プレス:「roomservice」その他

2011/07/09

星降るステージ
hotaru GIG企画/Junko Quartetのコンサート「七夕ジャズ@半田空の科学館プラネタリウム」に参加しました。昨年は笹を組み合せた巨大なインスタレーションを設置しましたが、今年はちょっとエレガントに、プラネタリウムの星空と連続する「星降るステージ」を表現しました。演奏中の強いステージ照明はプラネタリウムの星を消してしまうので、ステージ照明がある状態でも星空の下でジャズが聴ける環境をつくり出そうと考えました。街中でも明るすぎる街のあかりが星を消していると言われてますが、プラネタリウム内でも同じ現象が起こってました。数十個ほど混同しといた「キラ星」も控えめにきらめいていたし、今回は控えめなデザイン(自粛じゃなくて)を目指してみました。

2011/07/05

ちょっと遅くなりましたが、七夕ジャズのお知らせ
昨年も参加しましたhotaru GIG企画のコンサート七夕ジャズに、今年も参加します。フィリフヨンカは昨年にひきつづき舞台美術とスタイリングで参加します。半田市空の科学館プラネタリウムで星を見ながらジャズが楽しめます。天体のお話も聞けるのでフィリフヨンカはとても楽しにしてます。詳しくは下記のとおりです。七夕の日くらいは星に願い事を頼んでみてはいかがしょうか。
七夕ジャズ-TANABATA JAZZ-
2011年7月7日(木)


19:00開演(18:30開場)
会場/半田空の科学館 プラネタリウム
出演/junko Quartet【junko(Vo),林祐市(Pf),大村守弘(Ba),河村亮(Dr)】
舞台美術/Fillyjonk(フィリフヨンカ)


7月7日、七夕の夜にプラネタリウムより映し出される幻想的な星空の下で、ジャズを楽しむ企画として今年で第三回目を迎えました。junko Quartet(ジュンコカルテット)が奏でるジャズスタンダートやおなじみのポップスナンバー、オリジナルナンバーと共にプラネタリウムならではの「星のお話」を添えたコンサートをお届けします。また、昨年に引き続き、プラネタリウムの夜空へ映し出す皆様からの「七夕の願いごと」を募集しております。素敵な七夕の夜は半田空の科学館プラネタリウム「七夕ジャズ」でお過ごし下さい。


〈七夕の願いごと 応募方法〉
携帯電話、またはパソコンからのメールで下記アドレスへ必要事項を記入の上、ご応募下さい。
(1)お名前(2)ペンネーム(3)ねがいごと ※30文字以内
メールアドレス info@hotarugig.com
応募締め切り 2011年7月1日(金)


チケット/【一般】前売 2,500円 当日 3,000円【高校生以下】前売 1,000円 当日 1,500円
※チケットは全席完売いたしました。
お問い合わせ/半田空の科学館(☎0569-23-7175)ホタルギグ(☎052-880-4499)
企画制作/ホタルギグ
協賛/NTTファシリティーズ 協力/半田市観光協会,Fillyjonk

2011/06/28

今年の夏だけと考えてはならない


節電の夏。エコに夏を乗り切ろう。と一致団結している初夏の日本。デザイン界でもエコロジーに特化したグッドデザインも生まれて来ている。脱原発デモもあってか、もはや脱原発に反論する人もいない。エネルギー政策が不透明という懸念を含めてもなお、代替えなしの脱原発になんの異論もない。みんなが同じ方向をむいて精進していて、一部の「いやしかし、、」と議論を促すことを仕事としている方々も含めて、概ねよい流れだと思っているのは楽観的なぼくだけではないはず。


ただ、臨時的な義援から持続的な支援へとシフトしてきているこの時期に、デザイナーとして僕が考えることは、「日本人の新しい美意識」が芽生えようとしているのではないかということである。


日本特有の美意識の一つに「侘び・寂び」の概念があげられる。僕自身、留学時に「侘び・寂びとはどういったものか?」という問いを投げかけられた事があった。英語ではそれぞれ「侘び=imperfect」「寂び=patina」などと訳される。無骨で粗雑で不完全な状態や、時間経過で自然に劣化した状態を評価し、美しいと捉える概念がご存知、侘び寂びである。人間の歴史的価値を評価するアンティークとも違う日本特有のこの概念が生まれた経緯には、応仁の乱が一因となったと言われている。応仁の戦火で荒廃した町の人々が豪華なものよりも素朴だがそのなかに美しさを見出すことが出来たのは(禅宗や神道を信仰とする日本では)考えるに容易だろう。そして応仁に似たこの境遇のいま、侘び寂びの概念のような新概念が日本に生まれようとしているし、(希望的観測を込めて)生まれて欲しいと思っている。


先に秀逸なエコロジーデザインが生まれていると書いたが、秀逸なエコロジーについて考えなければならない。震災前のエコは、エコロジーとエコノミーの共存を1つの解として邁進してきた。この解は資本主義的で商業的な現在にすぐに浸透した。僕も素晴らしいことだなと賛同できた。でもよくよく考えてみると、優先順位がめちゃめちゃだということに気がつく。まず財布ありきで自然環境を利用するなんて目的と手法が間違っている。まず自然を敬い保全しようとしてはじめて副次的な経済欲に邁進するべきではないか。タイミング最悪の発言で誤報された石原都知事の「我欲」や、先日の村上春樹がバルセロナでのスピーチにある「効率(僕は合理主義と解釈した)」が人を惑わしてしまったのかもしれない。近代以降、ガラガラと音をたてて崩れてしまったのは神様や自然に対する敬意だったのかもしれない。


しかしこのめちゃめちゃな優先順位が正されるときがきている。エコロジーという概念は前提として不動の概念として扱われると思うし、そうならなくてはならない。その大前提があったうえで制作、製造してゆかれるべきだと思う。今年の夏だけと考えてはならない。もし原発エネルギーの代替えとなる案がないのであれば、それに見合う生活をしよう。エネルギーの消費ペースを少し落としても、僕たちは十分生活できるし生産できるのではないか。これは自粛しようということではなく、当然の事項であって、僕たちはそのなかでアクティブに生活するべきなのではないでしょうか。最期にもう一度、エコロジーはもはや大前提である。そのなかでより良いものづくりをしてゆこうという所存であります。


2011/06/23

クリエイターズマーケット

18日、19日と開催されたクリエイターズマーケットが無事に終了致しました。来て下さったみなさん、そして新しく出会えたみなさん、本当にありがとうございました。「1年前に買ったんです。」や「前に、ラシックで〜、、、。」などたくさんの声をかけて頂いて、本当に嬉しかったです。意外にも、建築アクセサリーを持っています。と声をかけて下さった方が数人みえて、ビックリ嬉しい気持ちでいっぱいでした。思い返せば1年ほど前、建築アクセサリーを作り始め、たくさんの思いを抱きながら作って来た作品達。その後、どうなっているのか気になっていたので、こんな風に、買って頂いた方にお会いしてお話できて、クリマに出て良かったなぁと思います。今回は、ブースも上手に組めて、お気に入りの空間が出来なのですが、カメラを忘れてしまって、、写真がないのが残念です。。。携帯で撮った写真はこちら。
先日制作した"vault"の模型を使用したインテリアのようなディスプレイ
桜の木から削りだした建築アクセサリーのためのディスプレイ
家型にカットされた窓からひょっこり顔を出す対面式の店舗空間

今回、クリマに出展されていたubdyという手作りの木のお皿を買ったのでご紹介します。1つ1つ、手で削り、ヤスリをかけて磨き上げるという、とっても手間のかかったお皿です。1日に2皿しか仕上げられないときもあるそう。手に持つと、凹凸になんだかとっても温かみを感じる、素敵なお皿。焼きたてのパンをのっけると蒸気を木が吸ってくれて、パンがカリカリサクサクのまま保てるそうです!

Sy用のおちょこ+下の皿はパン用の予定のプレート

2011/06/16

新作初公開

あめですね。先日、waxを紹介した建築アクセサリーが完成しました。その時も雨でした。最近、木工作業やペンキ塗りをする時に限って、予報に反して雨がふります。私、あめ女なのかな?と疑心暗鬼の毎日です。。。あめの影響でしょうか、水にまつわる石、ミルキーアクアマリンが今日はとっても輝いて見えます。たまには雨もいいですね。


『roca agua』

ミルキーアクアマリンを使っています。天然石でクラックの入り方で、虹色にキラッと光りと綺麗です。


『roca azul 1』

グラデーションのあるサファイヤです。


『roca azul 2』
色の濃いラブラドライトです。ブルーやグリーンに浮かび上がるように光る石。宇宙のパワーを宿す石とされている石です。こちらは、少し大振りです。


他にも、フラワーシリーズでも10k yellow gold のチェーンに天然石を通したシンプルなネックレスを作りました。バックチャームにアカシアをぽつんと。



『アパタイト』


『サファイヤ・ミルキーアクアマリン』

どの石も、原石のようなカットで、1つ1つ形も色も異なります。石を選ぶ時も取り寄せして、何十個もある中から、時間をかけて選びました。組合せでも表情が変わって、とっても素敵です。見れば見るほど、綺麗な石の魅力に取り込まれていきます。

他にも建築リングなどの新作がクリエイターズマーケットに並びます。2日間とも、fillyjonkの2人は滞在していますので、是非、遊びに来て下さい。いろいろお話しましょう*





開催日 / 2011.6.18(土)、19(日)
時間  / 11:00〜18:00       
場所  / ポートメッセなごや3号館      
入場料 / 前売り1日券600円/2日券1000円
当日券800円  (小学生以下/大人一人につき2名まで無料)




2011/06/12

イベントのお知らせ
昨年につづいて、6/18(Sat.)-19(Sun.)に開催されるクリエイターズマーケットvol.24に私たちフィリフヨンカも参加します。今回はアクセサリーショップのFuligoさんとして参加しますので、Fuligoの取り扱う個性的なアクセサリーとともにフィリフヨンカのアクセサリーが楽しめます。今回も空間制作に携わっており、一緒に店頭にならぶmazar be Brachaのお米にまつわる作品とフィリフヨンカの建築アクセサリーをイメージした空間となっております。ちなみに上の画像の水玉もよーく見るとお米です。会場のポートメッセの近くには最近オープンした鉄道リニア館もあってこちらもちょっと楽しみ。ぜひぜひおいでになってくださいませ。詳細は下記のとおりです。




開催日 / 2011.6.18(土)、19(日)
時間  / 11:00〜18:00
場所  / ポートメッセなごや3号館
入場料 / 前売り1日券600円/2日券1000円
      当日券800円  (小学生以下/大人一人につき2名まで無料)





2011/06/07

"vault"
注文いただいていたテーブルが完成し、納品してきました。「シャビィ」な雰囲気の、古い教会のようにアーチ(ヴォールト)が連続する空間あるテーブルです。製作には、永く使用していただけるように、仕口を工夫し、金物を一切用いず製作しました。オイルステイン+白ペイント後、ヤスリがけし、痕跡として時間を表わしました。今迄も活躍してきた古い教会のようですが、これからも永く生活の礎としてよろしく頼みますね。

2011/06/02

6月 あめ
梅雨入りですね。雨の日は製作に集中できます。静かな空気の中雨音に耳を傾けながら、ひたすらwax(原型)を削り出しています。新作の建築アクセサリーをご紹介。


先日、とある問屋さんで偶然素敵な石に出会いました。左がラブラドライトといって、青く浮かび上がるように光る石。右がミルキーアクアマリン、石の中がキラキラと虹色に輝きます。どちらも素敵な表情を持った石で、カットも素敵だったので、ついつい手に取って放せなくなりました。石とにらめっこしながら、デザインを考え、、、albolアルボルという建築ネックレスのシリーズに仕上がりました。出来上がりが楽しみです。

2011/05/31

table design "vault"
依頼いただいている家具のデザインです。依頼主さんの希望は「シャビィ」な雰囲気のあるテーブル。また新居であることで、ある程度のサイズの変動可能性を含めたデザインであることが求められた。

フィリフヨンカが提案したデザインは、ロマネスク様式の古い教会のようにアーチ(ヴォールト)が連続する空間あるテーブルです。現存するロマネスク教会は「シャビィ」な雰囲気のものが多いこともあって、ゴシックではなくロマネスクを選択した。かつてのキリスト教教会堂建築はこのヴォールトの開発以降、垂直性に信仰心をみいだして高層化の一途をたどった背景がある。または東アジアにも屋根裏や屋根部には神や祖先の霊魂が宿るという信仰があるなど、建築の上部空間にはさまざまな信仰がある。このテーブルにもヴォールトを用いることによって、その机上をなにか特別なものとして扱える意識が芽生えればと考えた。

長辺くっつけver.
短辺くっつけver.

またサイズの変動可能性のため、広い1枚のテーブルにするのではなく学習机サイズを2台用意し、長辺サイズと短辺サイズの2パターン、さらに1台で学習机サイズとして使用するパターンを用意した。2台を長辺または短辺で連続させたとき、ヴォールトの連続する様子が美しい。

2011/05/28

展示会終了と義援金のご報告

ご報告が遅くなりましたが、Fuligo in LACHIC 「土の記憶」展、無事に終了しました。お越しいただいた皆様、本当にありがとうございます。mazar be BrachaさんとFillyjonkで共同制作した日干しレンガのお家にはたくさんの家主さんが決まりました。陶器のアクセサリーと合わせた売り上げの合計収益にあたる¥17,430-を、益子町の作家の復旧費用として下記のTATSUZO地震災害支援復興基金に寄付することに致します。義援金に関するご質問はinfo@fillyjonk.comまでご連絡ください。

---------------------------------------------------------------------
TATSUZO 地震災害復興基金 / 代表 筆谷淑子
〒321-4217 栃木県芳賀郡益子町益子4089-6
℡ 0285-72-0190
-------------------------------------------------------------------

フィリフヨンカは表現者として、破損した益子焼をアクセサリーや日干しレンガの家として再生できたこと、そして益子のことや復興の思いがたくさんの方に届き、共感いただいたことを本当に嬉しく幸せに思います。これからもフィリフヨンカなりの表現で、たくさんの思いを伝えていけたらと思っています。

2011/05/05

Fuligo in LACHIC 「土の記憶」展
4/28から名古屋三越ラシックにて開催しております「土の記憶」展が会期の折り返しにきています。写真は展示会会場の様子です。Fillyjonkがこねこねと赤土を練って制作した土塊の空間は、土から生まれて土に還るサイクルの堆積を表現しています。mazar be Brachaさんとコラボレイトした限定作品や、益子焼のアクセサリーが残り僅少となってきました。会期は5/10までと迫っておりますですよ。是非遊びにいらしてください!
mazar be Bracha との共作の日干しレンガの家
5Fに芝生と土塊が出現
Fillyjonkとmazar be Brachaは小径のある芝生が目印です
震災によって破損した益子焼のアクセサリー

2011/04/30

ようやく春の訪れ、か?




4月上旬にmazar be Brachaのわださんのお宅にお邪魔しましたが、先週はわださんが名古屋に来てくださいました。写真はそのときいただいた「たらの芽」。頂いたときは蕾んでいた芽が、水に浸していたら少し開いてきました。そろそろ食べ頃かな。

たらの芽の採取時期は通常は桜の8分咲きが頃合いだそうですが、今年はもう5月もすぐそこにという季節になってしまった。何やら非常事態の延長戦を突きつけられているようで萎縮してしまいそうですが、このたらの芽たちの少しずつではあるが着実な生長している様子を観察していると元気が出ます。こんなときだからこそ、まず土中に根をはり、着実で誠実な生長をしていくべきなのではないでしょうか。

開催中のイベント「土の記憶」ではそんなメッセージも込めております。いままだまだ冷える日もありますので、あたたかくしてご来場くださいませ。会期は5月10日までです。皆様のご来場を楽しみにしております。

2011/04/28



イベントのお知らせ
Fuligo主催のイベントにFillyjonkも参加いたします。名古屋三越ラシックにて4月28日から5月10日の期間です。アクセサリーブランドmazar be BrachaとFillyjonkが展示会のコンセプト段階から展示空間、さらにはコラボアクセサリーまで共同で制作しました。また東日本大震災によって被災された益子焼作家の田村一さんの協力により、破損してしまった益子焼の欠片をアクセサリーとして再生させた作品も展示しております。なかなか深みのある展示会になっていると思います。是非いらしてください。


____________________________________________




Fuligo in LACHIC 7 
"土の記憶"
2011年4月28日(水)~5月10日(火)

参加ブランド:
Fillyjonk
mazar be Bracha
armarium
cocoon
ELCAMI
GARA
jouer avec moa?
optoo
TORQUATA


「土の記憶」 

今回のFuligo in LACHICは 
アクセサリー・クウカン工房 “Fillyjonk” と 
コンセプチュアルなアクセサリーブランド “mazar be Bracha” が 
ディスプレイや限定作品を制作いたしました 

土から生まれて土に還ること 
そして記憶として積み重なること 
そして当然のように繰り返すこと 

陶器や金属や宝石もまた 
土中で長い時間をかけて結晶したものです 
わたしたちが何気なく消費しているすべてものに 
自然への畏敬の気持ちを持ち続けていきたい 
そんな思いを今回の展示会に込めています 

地層のインスタレーションには 
土に記された自然や人間の営みを表現し 
クリエイターたちの個性的で生命力あるアクセサリーを展示しております 

また東日本大震災に遭われた 
栃木県の益子焼の窯元である田村一さんの多大なるご好意によって 
破損した益子焼を譲り受け 
今回、インスタレーションや益子焼のアクセサリーや 
さらには日干し煉瓦の家として 
mazar be Bracha + Fillyjonk の手で再生し 
ラシック限定作品として展示しております

土の記憶に触れ 
自然への畏敬の念を再度礎として 
復興の力強い一歩となることを願っています




会場:LACHIC (ラシック)
名古屋市中区栄 3--6-1 ラシック5階クリエイトスペース

お問い合わせ:fuligo (フーリゴ)
名古屋市中区栄5丁目3-6 エルマノスビル2C
TEL:052-241-7227 http://fuligo.com/
_________________________________

2011/04/17

高島合宿


「fuligo in LACHIC 2011,4,28〜2011,5,10,」に向けて、日干しレンガ造りをしました。私たちfillyjonkにとって、mazar be Brachaのデザイナーわださんとの出会いはとても刺激的でした。最初にご紹介して頂いてから、メールで案を出し合い、やりとりしている中で、「よし!見に行こう!」「よし!やってみよう!」とトントンと話がすすんでいき、2度目にお会いするときには諏訪への旅となり、3度目にはなんと、お宅に泊り込み合宿をする事になっていました。とてつもない行動力です。


和田さんのお家は、琵琶湖のすぐそば高島市にあります。朝早くから車に乗り込み、鼻歌まじりのドライブをして、高速を下りてしばらく行くと、、、「おぉ〜!」トンネルを抜けた瞬間、琵琶湖が広がる絶景を目に、テンションup!! 鼻歌も絶好調!そんなこんなでお家に到着。さっそく裏山へお邪魔して、日干しレンガの材料になる赤土を採って来ました。
ここは、わださん宅の番犬「月ちゃん」の散歩コース。お家から数分の距離にあります。土を採りに行くと言うから、山登りを覚悟していた私たちには、びっくりするくらい近くに、山の恩恵がありました。本日は月ちゃんも一緒に同行です。土は層になっており、黒い落葉が混ざった腐葉土の下から、赤い色の粘りけのある土が出て来て、木の根っこや、石をよけながら、土をほりほり。ゲジゲジまで出て来て、大奮闘です。土を掘っているすぐ横では、何やら月が夢中になっていました。
なんと月ちゃんは、一生懸命、なにかの骨にかぶりついていたのです。そこには、2頭の動物の白骨があったのです。少し大きめなのと小さいのと。この辺りでは、珍しくない光景だそう。よくみると、周りには、毛が散乱していました。何かに襲われたのか、綺麗に食べ尽くされた跡の様子。私は初めてこうゆう場所に出くわしたのですが、でも不思議とゾッとする事なく、なぜだか温かい空間でした。上を見上げると、この場所はちょうど高い木達の間から、温かい太陽の光がキラキラと差し込んでおり、幻想的な場所でした。私は可哀想というよりも、自然界の営みの一部を垣間見ることができたことに感動していました。まさに、この場所でも、記憶が残っていたわけです。
この美しい陶器は、益子焼。大振りなとっても綺麗な色の器で、存在感を放つ素敵な作品です。和田さんのお知り合いの陶芸作家である、田村一さんの作品です。ですが、実は東日本大震災で割れてしまったもの。写真は記録のため、ボンドで復元した状態です。この割れてしまった益子焼を、日干しレンガの中に埋め込みました。日干しレンガへ込める私たちのメッセージ(記憶)です。この器の他にも、お茶碗やお皿など、たくさんの割れてしまっていました。ものづくりをする同志として、田村さんの気持ちを考えると、胸が痛みます。きっと一生懸命に、大事に大事に作った器のはず。そんな重みのある器だからこそ、ここから何かの価値を生み出したいと思いました。(詳しくはわださんのブログを参照ください→http://blog.mazarbebracha.com/?eid=1069175)


さて、前置きが長くなりましたが、ようやく日干しレンガのお話です。

先ほど山から頂いてきた赤土から、小石を取り出し、ふるいにかけて、細かい粒状にします。そこに水をかけ、ねりねり、ねりねり、ねりねり、ねりねり、、、、これが、水分を吸って粘って重くて、冷たい。最初は泥パックだ♪とか言いながらこねていましたが、すぐに必死になりました。

こうして出来上がった粘土の中に、和田さんが採って来てくれた、琵琶湖の砂を混ぜました。琵琶湖の砂は、きめ細やかな砂で、さらさらとした綺麗な砂でした。

粘土の制作と同時に、レンガの型の制作もしました。レンガはかわいいお家の型にに仕上げます。レンガの型は試行錯誤しました。何度も作り直し、形をチェック。3人の知恵を絞って型が完成し、サンプルを作り、1日目が終了。

2日目にはひたすらお家造りです。1個づつ、丁寧に丁寧に型に粘土と益子焼をつめては抜き出して成形し、形を整えていきます。丁寧に丁寧に、気持ちをこめて。形が出来上がると、お日様に乾燥させます。この日は天気も良かったので、数時間後には色が変わり、レンガのように固くなってきました。そして出来上がったお家達を、わださんの畑に生えた力強い雑草たちの上に配置して、DM用の写真撮影をしました。なんだかカワイイ集落の出来上がりです。
帰って来てみると、びっくり! 私の腕にはくっきりと、腕まくりしていた日焼けの跡が残されていました。これは顔もヤバいのかと思いきや、ずっと下を向いてこねこねしていたので、顔は全く焼けていませんでした。頑張った手の記憶です。

「fuligo in LACHIC」では、この日干しレンガのお家達を並べます。そして、ただ今制作中の什器にも、この赤土と益子焼が使ってディスプレイします。さらには、割れた益子焼をポイントとしてあしらったネックレスやリングも制作しております。是非、実際に手に取って、この自然の恵みを感じて下さい。期間中、私は店頭に立っておりますので、高島合宿や日干しレンガ、益子焼についていろいろお話ができればいいなって思っています。お気軽に声をかけて下さいね。

2011/04/15

六甲ミーツ・アート「芸術散歩2011」

今秋、神戸で開催される六甲ミーツ・アート「芸術散歩2011」の公募にフィリフヨンカも参加しました。自然あふれる六甲山の魅力を伝えるという主旨の現代アートの祭典です。フィリフヨンカは「六甲おろし」という最も注目度の高いど真ん中の自然現象に着目し、「風を利用する」でも「風の視覚化」でもない、「風になりたい」という自然に対する憧憬や敬意の気持ちを表現しました。審査で通過できますように。。
2011/04/02
"TAN"
オーダー頂いていたエンゲージリングとブライダルリングをお渡ししました。ブライダルは「苔」をモチーフとしており、石の堅固さと苔のやわらかさ・瑞々しさが良いコントラストのリングに仕上がりました。エンゲージはストック(和名:アラセイトウ)というお花をモチーフとした、「永遠の愛」という花言葉の意味合いを相乗する絢爛なデザイン。お二人の末永い幸せをお祈りして。。