2011/05/31

table design "vault"
依頼いただいている家具のデザインです。依頼主さんの希望は「シャビィ」な雰囲気のあるテーブル。また新居であることで、ある程度のサイズの変動可能性を含めたデザインであることが求められた。

フィリフヨンカが提案したデザインは、ロマネスク様式の古い教会のようにアーチ(ヴォールト)が連続する空間あるテーブルです。現存するロマネスク教会は「シャビィ」な雰囲気のものが多いこともあって、ゴシックではなくロマネスクを選択した。かつてのキリスト教教会堂建築はこのヴォールトの開発以降、垂直性に信仰心をみいだして高層化の一途をたどった背景がある。または東アジアにも屋根裏や屋根部には神や祖先の霊魂が宿るという信仰があるなど、建築の上部空間にはさまざまな信仰がある。このテーブルにもヴォールトを用いることによって、その机上をなにか特別なものとして扱える意識が芽生えればと考えた。

長辺くっつけver.
短辺くっつけver.

またサイズの変動可能性のため、広い1枚のテーブルにするのではなく学習机サイズを2台用意し、長辺サイズと短辺サイズの2パターン、さらに1台で学習机サイズとして使用するパターンを用意した。2台を長辺または短辺で連続させたとき、ヴォールトの連続する様子が美しい。