実はフィリフヨンカの風車には2タイプありまして、円錐のと角錐の違いがあり、前者はスペインはコンスエグラの風車がモデル、後者はオランダ・キンデルダイクの風車をモデルです。デザイナーの兼森は学生のころどちらも訪れています。写真は兼森と友人が撮ったもの。スペインの風車は小麦を挽いたりする動力として、オランダは水路の水位を調整するために使うのだそう。懐かしいです。
2025/06/19
【風車のひみつ】作品紹介
実はフィリフヨンカの風車には2タイプありまして、円錐のと角錐の違いがあり、前者はスペインはコンスエグラの風車がモデル、後者はオランダ・キンデルダイクの風車をモデルです。デザイナーの兼森は学生のころどちらも訪れています。写真は兼森と友人が撮ったもの。スペインの風車は小麦を挽いたりする動力として、オランダは水路の水位を調整するために使うのだそう。懐かしいです。
2024/02/07
【ツーソン・ジェムショーでの出会い】1/26-2/2
アメリカはアリゾナ・ツーソンへ世界最大のジェムショーを見に行ってきました!アリゾナといえば荒涼とした大地にサボテンの写真ばかりについついなってしまうので、今年は出会いをテーマに、フィリフのものづくりを支えてくれる方々の笑顔をご紹介できたらと思います◎
ブラジルのとっても陽気なチアゴ。トルマリンwithレピドライトなど個性的なミネラルをみせてくれました。ブラジルのカシャッサという強いお酒(サトウキビ原料の蒸留酒)を飲ませてくれてアミーゴになれたと思います。奥さんと中2くらいの息子と一緒に出展して、息子も頑張って説明してくれました◎
ニューヨーク州の小村・ハーキマーでとれるハーキマークォーツの専門。おおぶりな双子さんや母岩付きなど見せてくれました。写真撮っていいですか?って毎回うかがってますが、みんな快く了承してくれて、この最高の笑顔◎
ツーソンの北へ車で4時間ほどの山岳の街プレスコットからいらしているケネスさんご夫妻。独創的ですばらしいカット技術が特徴◎ 去年もお会いしたこと覚えていてくれて嬉しい。オリゴクレースの発音を教えてもらいました。旦那さんの照れくさそうな話し方が可愛い。
メキシコのファイヤーオパールとカンテラオパール専門のナイスガイ。昨年からお世話になっていますが、執拗なセールスをしなくて、ものしずかだけど紳士的な、僕のメキシコのイメージとちょっと違うナイスガイ◎カンテラの動物たちも今回少し仕入れました。
オーストラリアからのレインボーラティスサンストーン専門。世界中のラティスのほとんどの出所はここだと言われています。
ツーソンとはネイティヴアメリカの言語で「黒い山」という意味だそう。周辺の山々には黒い断層が露出しており、地名の由来となっているそう。
車の免許のない僕にとって車社会は動きづらい。今年もツーソンはバスとトラムが無料で助かりました。次の停留所で降りたいときは、窓際のロープを引っ張って知らせます。乗る時と降りる時は必ず乗客はドライバーさんに元気に挨拶をするのがとても気持ちいいです。
昨年カッパーイントルマリンを発見したポルトガルからの使者。今年はたくさんの素晴らしいレアストーンを見せてくれました◎
コロナ直前の2020年1月以来の再会となったブラジルのインクルージョンおじさん・トムさん。ホテルツーソンが会場の展示会が2021年から終了して、もう会えないかと思っていたのですが、少し遠い会場のマイナーな展示会で偶然。すごい久しぶりにお会いできて本当に嬉しい。相変わらずのラテン訛りの英語がチャーミングでした◎
フランスのイケメン紳士・マルタンさん。高品質なグランディディエライトやデュモルティエライト単結晶やスファレライトなど、ニュアンスのあるレアストーンを取り扱い、昨年からお世話になっています。パパもイケメン、アンニュイな倅が僕の担当してくれてます。
イタリアの白髪の天然石博士。インクルージョンの天然石が得意で、聞いたらなんでも学術的に説明してくれる。今年も新種の鉱物(NEW FIND)を幾つも見せてくれました◎ ゆるキャラな倅も今年は頑張ってました。
カナダから出展のヒスイ専門の石屋さん。綺麗なカボションのルースと、柴犬のカービング(実家が柴犬をかっているので1つはお土産)をゲット!
オハイヨ州から出展の素敵なミネラルの原石屋さん。デンバーもでるからおいでよと言われるがそこは濁しました。
ちょうどよい規模感で面白い展示をする好きな美術館・Tucson Museum of Art。石を買わなきゃいけないけど、ここもなんとかして観れたらなと思ってました。今回はインカの織物クンビや、アンデスの芸術家の作品群の素敵な展示でした◎
コベライトの笑顔がキュートなお母さん
エメラルドの原石を今年も仕入れさせていただいたコロンビアのおじさん
寡黙かと思ったら友達きた途端、話がとまらなくなるミネラル屋さん
サメの歯の化石。恐竜や魚類や植物の化石などもたくさん展示されています。
綺麗なサファイアとルビーの原石をみせてくれたインドの石屋さん
ペルシャ産のパイライト入りターコイズをみせてくれました◎
インドネシア産のカッパーインクリソコラクォーツやアクアプレーズ専門店
まだまだご紹介できない(必死すぎて写真とれていない)方々に支えられて私たちはものづくりができています。これらの素敵な出会いに感謝しながら今後も真摯に制作に向き合っていきたいと思います。
2023/05/26
Fillyjonk Journal vol.5 「フィリフヨンカの島々」
2015-2016 collection "Light House"
ブランドをスタートさせた頃、コレクションをどのような区切りで発表するか検討していました。じっくりと素材と向き合いながらひとつひとつ制作するコレクションづくり、また完成したジュエリーを自分たちでお客さまひとりひとりにお伝えしながら展示販売するスタイルを考えると、準備期間を含めかなり長い時間を要することも分かっていました。
作り手や使い手の暮らしのなかで、ゆっくりと時を刻んだものが携える魅力。自分たちが大切に考えているその時間を育むには、年に一回、コレクションの発表をすることがベストだと思い、毎年秋に新シーズンの発表をすることに決めました。
2020-2021 collection "Seed"
自粛期間にコツコツと制作した60点の植物の種子のジュエリーを発表。パンデミック後に芽がでて花ひらくために、未来への種をまく期間としようと希望をこめた。
シーズンテーマが島になるのは、ブランドのスタートから4年ほど経ってから。海に囲まれた島、という独立した存在は、地続きの大陸とは異なる独自の文化を形成することに魅力を感じ、2014年から毎年ひとつの架空の島を設定しています。
新しいコレクションを考えるとき、まず、これまでの制作や日常のなかで気になったことやもの──植物や建築、天候や言葉など、興味をひかれた物事を調べます。これは新しいコレクションのため、というよりも、これってなんだろう?という純粋な好奇心から調べていると言えるかもしれません。そこで分かったことの欠片をフィリフヨンカの描き出す「島」の要素に取り入れ、ジュエリーのデザインへと発展させていきます。
例えば2016-2017"Rainy Kingdom"は、よく雨が降る、ガーデニングが盛んな王国という設定でした。そこでは人の想像をこえて成長する(時には暴走する)植物や自然があり、それを受け入れながらも必死に生きる死生観があるだろうと想定し、それをデザインの種として、その国でみられるであろう過剰に成長したお花や、ツタが絡みついた建物などを作りました。
2021-2022 collection "Ancient FILIF"
2021-2022"Ancient FILIF"は時代をさかのぼり古代フィリフ王国があったとしたらと想定し、その遺跡から出土した秘宝たちをデザインした。Fillyjonkというブランドの歴史や事象、デザイナーやスタッフやペットの記憶などを、実際の古代という時代にあてはめ、「人類史としての古代と、パーソナルとしての記憶」がない交ぜとなった古代フィリフ王国を表現しました。
異世界に思いを馳せたり、過去を懐かしんだり、小さな発見をしたり、自然を敬ったり。そんな「思いを馳せる時間」をコンセプトに、年を重ねる毎に世界地図が広がっていき物語が進んでいくフィリフヨンカのアクセサリーから、ご自身だけの物語を想像して頂けたら嬉しいです。フィリフヨンカの島々をビジュアルとして表現してくれる素敵なイラストレーターさんについては、別の機会にご紹介したいと思っています。
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