今年の夏だけと考えてはならない
節電の夏。エコに夏を乗り切ろう。と一致団結している初夏の日本。デザイン界でもエコロジーに特化したグッドデザインも生まれて来ている。脱原発デモもあってか、もはや脱原発に反論する人もいない。エネルギー政策が不透明という懸念を含めてもなお、代替えなしの脱原発になんの異論もない。みんなが同じ方向をむいて精進していて、一部の「いやしかし、、」と議論を促すことを仕事としている方々も含めて、概ねよい流れだと思っているのは楽観的なぼくだけではないはず。
ただ、臨時的な義援から持続的な支援へとシフトしてきているこの時期に、デザイナーとして僕が考えることは、「日本人の新しい美意識」が芽生えようとしているのではないかということである。
日本特有の美意識の一つに「侘び・寂び」の概念があげられる。僕自身、留学時に「侘び・寂びとはどういったものか?」という問いを投げかけられた事があった。英語ではそれぞれ「侘び=imperfect」「寂び=patina」などと訳される。無骨で粗雑で不完全な状態や、時間経過で自然に劣化した状態を評価し、美しいと捉える概念がご存知、侘び寂びである。人間の歴史的価値を評価するアンティークとも違う日本特有のこの概念が生まれた経緯には、応仁の乱が一因となったと言われている。応仁の戦火で荒廃した町の人々が豪華なものよりも素朴だがそのなかに美しさを見出すことが出来たのは(禅宗や神道を信仰とする日本では)考えるに容易だろう。そして応仁に似たこの境遇のいま、侘び寂びの概念のような新概念が日本に生まれようとしているし、(希望的観測を込めて)生まれて欲しいと思っている。
先に秀逸なエコロジーデザインが生まれていると書いたが、秀逸なエコロジーについて考えなければならない。震災前のエコは、エコロジーとエコノミーの共存を1つの解として邁進してきた。この解は資本主義的で商業的な現在にすぐに浸透した。僕も素晴らしいことだなと賛同できた。でもよくよく考えてみると、優先順位がめちゃめちゃだということに気がつく。まず財布ありきで自然環境を利用するなんて目的と手法が間違っている。まず自然を敬い保全しようとしてはじめて副次的な経済欲に邁進するべきではないか。タイミング最悪の発言で誤報された石原都知事の「我欲」や、先日の村上春樹がバルセロナでのスピーチにある「効率(僕は合理主義と解釈した)」が人を惑わしてしまったのかもしれない。近代以降、ガラガラと音をたてて崩れてしまったのは神様や自然に対する敬意だったのかもしれない。
しかしこのめちゃめちゃな優先順位が正されるときがきている。エコロジーという概念は前提として不動の概念として扱われると思うし、そうならなくてはならない。その大前提があったうえで制作、製造してゆかれるべきだと思う。今年の夏だけと考えてはならない。もし原発エネルギーの代替えとなる案がないのであれば、それに見合う生活をしよう。エネルギーの消費ペースを少し落としても、僕たちは十分生活できるし生産できるのではないか。これは自粛しようということではなく、当然の事項であって、僕たちはそのなかでアクティブに生活するべきなのではないでしょうか。最期にもう一度、エコロジーはもはや大前提である。そのなかでより良いものづくりをしてゆこうという所存であります。
2011/06/23
クリエイターズマーケット
18日、19日と開催されたクリエイターズマーケットが無事に終了致しました。来て下さったみなさん、そして新しく出会えたみなさん、本当にありがとうございました。「1年前に買ったんです。」や「前に、ラシックで〜、、、。」などたくさんの声をかけて頂いて、本当に嬉しかったです。意外にも、建築アクセサリーを持っています。と声をかけて下さった方が数人みえて、ビックリ嬉しい気持ちでいっぱいでした。思い返せば1年ほど前、建築アクセサリーを作り始め、たくさんの思いを抱きながら作って来た作品達。その後、どうなっているのか気になっていたので、こんな風に、買って頂いた方にお会いしてお話できて、クリマに出て良かったなぁと思います。今回は、ブースも上手に組めて、お気に入りの空間が出来なのですが、カメラを忘れてしまって、、写真がないのが残念です。。。携帯で撮った写真はこちら。
先日制作した"vault"の模型を使用したインテリアのようなディスプレイ
桜の木から削りだした建築アクセサリーのためのディスプレイ
家型にカットされた窓からひょっこり顔を出す対面式の店舗空間
今回、クリマに出展されていたubdyという手作りの木のお皿を買ったのでご紹介します。1つ1つ、手で削り、ヤスリをかけて磨き上げるという、とっても手間のかかったお皿です。1日に2皿しか仕上げられないときもあるそう。手に持つと、凹凸になんだかとっても温かみを感じる、素敵なお皿。焼きたてのパンをのっけると蒸気を木が吸ってくれて、パンがカリカリサクサクのまま保てるそうです!
Sy用のおちょこ+下の皿はパン用の予定のプレート
2011/06/16
新作初公開
あめですね。先日、waxを紹介した建築アクセサリーが完成しました。その時も雨でした。最近、木工作業やペンキ塗りをする時に限って、予報に反して雨がふります。私、あめ女なのかな?と疑心暗鬼の毎日です。。。あめの影響でしょうか、水にまつわる石、ミルキーアクアマリンが今日はとっても輝いて見えます。たまには雨もいいですね。
あめですね。先日、waxを紹介した建築アクセサリーが完成しました。その時も雨でした。最近、木工作業やペンキ塗りをする時に限って、予報に反して雨がふります。私、あめ女なのかな?と疑心暗鬼の毎日です。。。あめの影響でしょうか、水にまつわる石、ミルキーアクアマリンが今日はとっても輝いて見えます。たまには雨もいいですね。
『roca agua』
ミルキーアクアマリンを使っています。天然石でクラックの入り方で、虹色にキラッと光りと綺麗です。
『roca azul 1』
グラデーションのあるサファイヤです。
『roca azul 2』
色の濃いラブラドライトです。ブルーやグリーンに浮かび上がるように光る石。宇宙のパワーを宿す石とされている石です。こちらは、少し大振りです。
他にも、フラワーシリーズでも10k yellow gold のチェーンに天然石を通したシンプルなネックレスを作りました。バックチャームにアカシアをぽつんと。
『アパタイト』
『サファイヤ・ミルキーアクアマリン』
どの石も、原石のようなカットで、1つ1つ形も色も異なります。石を選ぶ時も取り寄せして、何十個もある中から、時間をかけて選びました。組合せでも表情が変わって、とっても素敵です。見れば見るほど、綺麗な石の魅力に取り込まれていきます。
他にも建築リングなどの新作がクリエイターズマーケットに並びます。2日間とも、fillyjonkの2人は滞在していますので、是非、遊びに来て下さい。いろいろお話しましょう*
開催日 / 2011.6.18(土)、19(日)
時間 / 11:00〜18:00
場所 / ポートメッセなごや3号館
入場料 / 前売り1日券600円/2日券1000円
当日券800円 (小学生以下/大人一人につき2名まで無料)
2011/06/12
イベントのお知らせ
開催日 / 2011.6.18(土)、19(日)
時間 / 11:00〜18:00
場所 / ポートメッセなごや3号館
入場料 / 前売り1日券600円/2日券1000円
当日券800円 (小学生以下/大人一人につき2名まで無料)
昨年につづいて、6/18(Sat.)-19(Sun.)に開催されるクリエイターズマーケットvol.24に私たちフィリフヨンカも参加します。今回はアクセサリーショップのFuligoさんとして参加しますので、Fuligoの取り扱う個性的なアクセサリーとともにフィリフヨンカのアクセサリーが楽しめます。今回も空間制作に携わっており、一緒に店頭にならぶmazar be Brachaのお米にまつわる作品とフィリフヨンカの建築アクセサリーをイメージした空間となっております。ちなみに上の画像の水玉もよーく見るとお米です。会場のポートメッセの近くには最近オープンした鉄道リニア館もあってこちらもちょっと楽しみ。ぜひぜひおいでになってくださいませ。詳細は下記のとおりです。
開催日 / 2011.6.18(土)、19(日)
時間 / 11:00〜18:00
場所 / ポートメッセなごや3号館
入場料 / 前売り1日券600円/2日券1000円
当日券800円 (小学生以下/大人一人につき2名まで無料)
2011/06/07
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